Cryptocurrency Research Lab.

Cryptocurrency関連技術についての調査・研究

Baby GamePad

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BabySwapで新たに『Baby GamePad』がはじまり、初めてのINO (Initial NFT Offering)として、先日Element XというゲームのNFTが販売されました。用意された5,000個の『ElementX Hero Blind Box』は完売しましたので、INOは成功に終わったのではないでしょうか。

BabySwapはBSC上のDEXで、PancakeSwapやBakerySwap、ApeSwapなどいくつかDEXが存在する中で、2021年6月に始まったロジェクトです。BSC上の新規プロジェクトを支援していくために、FarmやPoolの提供をはじめ、AMA (Ask Me Anything)の場を提供したり、Bottleという仕組みを通じて優勝したプロジェクトに資金援助を行うなど、様々な取り組みを行っています。

今回はじまった『Baby GamePad』もプロジェクト支援の一つで、新規のGameFiプロジェクトのNFTやトークンの初期販売などをサポートします。GameFiプロジェクト側はBabySwapのサポートを受けられますし、BabySwapのユーザーはより初期段階からプロジェクトに投資する機会を得られることになります。BabySwapがサポートするすべての新規プロジェクトがうまくいくとは限りませんが、その中には、もしかしたら成功するプロジェクトがあるかもしれません。

私自身はあまりゲームをしないためBabyMetaverse 第1弾の『The Crypto You』も少し触ってみる程度ですし、おそらく今回のElement Xもそうなると思いますが、先日行われたAMAによれば、Element Xの開発チームはNetmarble出身ということのようですので少し期待しています。

t.me

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最近はGameFiやPlay to earnという言葉をよく聞くようになっていますが、BCG (Blockchain Game)というのは技術面をはじめ、経済圏がゲーム内に閉じておらずゲームバランスが非常に難しいという点を考えても、まだまだ課題が多いように感じています。

実際、『The Crypto You』はお世辞にもうまく行っているとは言えず、BabySwap本体への信頼さえも揺るがすような今の状況はBabySwap Enthusiastの一人として少し気になっており、この状況をうまく乗り越えていってほしいと願っています。