Cryptocurrency Research Lab.

Cryptocurrency関連技術についての調査・研究

Baby Wonderland Analyzer

2022年9月にBabySwapで Baby Wonderlandの土地 (Land)のMintgがはじまりましたので、少しずつ買い集めています。

相場が悪いということもあって、$BABY価格の下落もなかなか止まらない状況で、プロジェクトが今後も続いていくのかどうかと不安を抱いている方もいるかと思います。一時期の盛況は無くなってしまいましたが、プロジェクトは今後もロードマップに沿って進められていくようですから、ずっと見守って行きたいと思います。

Baby Wonderlandの特典

BabySwapはもともとDeFiサービスとして開始されましたが、より上位概念となるMetaFiへとシフトしつつ、Baby Metaverseと呼ばれる新たなエコシステムの構築が行われています。現在、BabySwapのTokenomicsのアップデートが行われていて、近いうちに、Baby WonderlandのLandを持つことにより報酬を受け取ることができるようになります。(HODL To Earn)

具体的には、現在BabySwapでは18 BABY/Blockのアウトプットがありますが、9/15(木)のBaby Thursday (AMA)日本語拙訳)によれば、このうち2 BABY/Block分(57,600BABY/日)がWonderland報酬にまわるようです。

LandにはProsperity Pointという概念が導入され、土地の種類 (Normal/Premium)、サイズ (NxN)など様々な要因により価値が数値化され、Baby Wonderland全体のProsperity Point総量に対する自分が所有する土地のProsperity Pointの割合により配分されるようです。

如何にProsperity Pointを高くできるかが重要になってきます。この辺りの情報は具体的に決まったら公式アナウンスされるかと思いますが、今のところ分かっている情報は以下となります。

Size Type Prosperity Point
1x1 Land Normal 100 point
1x1 Land Premium 120 point

Landは、隣接するものを複数持っていれば、NxN Landにマージすることができる仕組みがあり、マージした場合にはProsperity Pointに以下の倍率が適用されるようです。また、マージするLandに一つでもPremiumが含まれる場合、NxN LandがPremium Landとなるとのことです。

Size Multiplier
2x2 Land 1.5倍
3x3 Land 2.5倍
4x4 Land 3.5倍
5x5 Land 4.5倍
6x6 Land 5.5倍

今後もLand上に乗っていくるNFTなど様々な要因によって、Prosperity Pointが決まっていくことになりますので報酬の予測は複雑になるでしょう。

BabySwapにはvBABYとよばれるV.I.P.向けのメンバーシップ制度があり、BABYをPoolにステーキングするよりも、vBABYとして持っておく方がAPYが高いなどの特典がありました。そのままvBABYとして持ち続ける方が得なのか、RedeemしてLandに変える方が得なのか、この辺りはなんともいえません。

1x1 Landは1,000 BABYでMintできて、1,000 BABY分はすべてBurnされますからBABYのインフレーション抑制効果が期待できますし、今後もしLandの売買が活発になると、売買手数料の一部がvBABY(BABY)ホルダーに還元されます。一方、Landが今後Mintされていくにつれて、報酬の配分が減っていくことも予想されます。

Landは今後、Baby Metaverseの基礎となっていくもので、将来的には3D空間にマッピングされ、その上に建物を建てたり、遊んだりできるような場所であると考えると、ちょっとくらい持っていてもよいかなとは考えています。

Baby Wonderland Analyzer

Land Mintで入手できるLandのLocationはランダムですから、希望のLocationのLandを入手するには、NFTマーケットで売り出されているものを買ったり、他のオーナーと直接交渉する必要があります。

予想していた以上にNxN Landをつくるのは厳しい状況で、現状、Mint開始から15分で完売した3x3 Land以外にはほとんどマージされていない状況ですし、隣接Landのオーナーは高く売れるだろうと考えて、少し割高に売り出しているケースも確認できます。

最終的に大きなLandを手に入れるためには、もしくはBaby Wonderlandで一財産を築き上げるためには、Landをどのように売買するか、隣接オーナーとどう交渉して譲ってもらうかといった戦略が非常に重要となります。そして、その戦略を決めるうえで、正しいデータと、あらゆる角度からのデータ分析は必要不可欠です。

BabySwapサイトには、Landに関するデータを取得できるAPIが用意されていることが分かりましたので、ちょっとしたツールをつくって公開してみました。

https://landanalyzer.deno.dev/

BNB Chainのオンチェーンデータではなく、あくまでもBabySwapのAPIから取得したオフチェーンであること、また、BabySwapサイトへ負荷を与えないよう現状30分以上のフェッチ間隔を設けております。

あくまでもWeekend Programmerとして趣味で書いたもので厳密性は保証しませんが、参考程度にお使いください。

ソース

https://github.com/babyswaplover/landanalyzer

https://github.com/babyswaplover/landb

注意事項

筆者はあくまでもBabySwap Enthusiastに過ぎません。BabySwapの開発とは一切の関係がなく、『Baby Wonderland Analyzer』は私個人による非公式のものですのでご了承ください。

BabySwap、および、BabySwap Wonderlandは素晴らしいサービスです。『Baby Wonderland Analyzer』には、その価値を棄損させるという目的は一切なく、少し物足らない部分を補うものとなっています。引き続き、BabySwapを応援し、今後、日本でもBabySwapが盛り上がっていくことを願っています。

また、『Baby Wonderland Analyzer』にはJavaScriptのRuntime環境であるDenoを使用し、Deno Deployサービスを使わせていただいております。どうもありがとうございます。

Baby BAB Family NFT

1週間ほど前に突如話題に出てきた『Baby BAB Family NFT』(BBF)、BinanceのBAB Tokenホルダー向けにFree Mintが行われました。

正確なアナウンスはなく、おそらく9/26 3:00 pm (UTC)あたりだろうという情報が流れてきたので待ち構えていたら、なんと、その時刻よりも30分近く前倒しでMint開始となって約5分程度で10,000個すべてがMintされたというアナウンスが出ました。

さいわい、BabySWapのTelegram GlobalやDiscordが急に騒がしくなったことに気が付いて急いでMintページにへとアクセスしたので、どうにか1枚ゲットしましたが…。

BBFトランザクションを見てみるとWebページでMint開始できるよりもだいぶ前にMintが行われているのが確認できる。最初の1トランはおそらく運営によるMintであるとしても、その数分後以降、連続したMintが行われており、おそらくBotか何かによるものだろうと思われます。BABはBinance KYC済アドレスに付与されるもので譲渡できないはずなので、一般的なウォレットと比べて個人で用意するのはハードルが高いと考えると、おそらく、どこかのグループでMint方法を見つけ出して情報を共有して、ページが公開される前にMintするといったようなことが行われているのかもしれません。

こうしたものはある程度想定されているものかどうかや対策できるものかどうかは分かりませんが、技術や情報格差が大きく資産に影響していくことについては、色々と考えさせられるものがあります。

Baby BAB FamilyはすでにNFTマーケットでも売買されていて、現時点でフロア価格が0.1 BNB以上となっているようです。

ほぼタダでClaimされたものに値段がつき、『Chance to earn FREE #BabyWonderland on other islands & benefits』とは謳われていますが、その価値が価格に反映されているのかどうかはよく分かりませんが、何となく気持ちの晴れないイベントではありました。

BABに紐づいていないウォレットの一つにはNFTがありませんので、Mint開始アナウンス以降にMintされたNFTをフロア価格付近で1枚だけ購入しておきました。お手頃かどうか分かりませんが、今後の特典に期待することにしましょう。

今回のMint開始時刻について、あくまでも勝手な推測にすぎませんが、たいてい開始時刻は作業遅延で後ろにずれ込むものだろうと思うので、もともと3:00 pm想定であったものの、すでに第三者によるコントラクト直叩きによる先行Mintが進んでいることを検知したため前倒しとなったのではないかと思います。実際のところ、運営チームのみぞ知るですので公式アナウンス以上のことは分かりません。

おおよそ3:00 pmという目安に対して約30分の乖離がありましたので、今後もそのくらいは見ておいた方がよいという経験にはなりました。

今回はBABホルダーなら誰でも参加できるものでしたので、既存のBabyユーザーの中には恩恵を受けられなかった方も多数いるかと思います。これをきっかけに新規ユーザーが増えればよいのですが、この辺りはどうなのでしょうね。BABホルダーが対象ということですし、Binanceと何らかの絡みがあるのかどうかという点は気になります。

Play with Baby Wonderland

2022年9月9日(金)にリリースされたBaby Wonderlandは、Tokenomicsのアップデートにも大きく関係していく、BabySwapの新たなチャレンジとなります。

ロードマップ

公式アナウンスによると、現在はまだPhase 1ということで、6つある島のうち『Main Land』のMintと、マーケットでのLandの売買ができるようになっています。

今後開発Phaseが進んでいけば、将来的に3D Metaverseに対応し、Land上に建物が建てられるようになるとのことです。とくに変化が激しいCrypto Worldにおいては、提示のロードマップ通りにプロジェクトがうまく進んでいくかどうか、途中でプロジェクトが頓挫してしまうことはないか、という懸念はありますが、BabySwapがはじまってからこの約15ヶ月間の実績を見るかぎり、概ね有言実行してきています。

運営チームに関して公式アナウンス以上の情報は分かりませんが、とくに資金繰りに窮している様子でもなく、このBear Marketにおいて $BABY 価格が大幅に下落しているという大きな問題はあるものの、プロジェクトは今後も続いていくのだろうと期待しています。

$BABY価格の下落については、低迷した相場が続いている中で、現在20 BABY/ブロックとアウトプットも多く、インフレーションを抑えるためLand Mint時にBABYのBurnが行われているものの総発行数量に比べてBurn量がまだまだ不十分なようです。先日(17日)のAMAにて、アウトプットを20→18 BABY/ブロックに削減する予定とのことですから、運営チームも問題意識は持っていて対策も検討しているようには思います。

Baby Wonderlandがただの絵空事レベルで終わるのか、それとも、本格的な3D Metaverseが構築されてそこに新しい経済圏が生まれるのかは分かりませんが、この先ずっと楽しみしかないです。

Land Mint

9月9日(金)からはじまったMain LandのMintでは、1x1 Landが10,660個、3x3 Landが100個が販売され、3x3 Landは開始から15分ほどで完売しました。現在も1x1 Landは1,000 BABYでMintできますし、NFT マーケットでも二次流通されていて、購入することはできます。

今後、Tokenomicsのアップデートにより、LandオーナーにBABY報酬を受けられるなどの変更が行われるとのことです。APRがどのくらいになる予定かは分かりませんし、Landの大きさや種類(Premium/Normal)などいくつかの要因によって計算されるProsperity Pointsによって決まるようです。1,000 BABYをvBABYとして持っておくのが得なのか、1x1 Landにした方が得なのか、現時点で判断つきませんが、私個人は無理ない程度で少しずつ買い増しています。

Landを購入する目的

vBABYとLandどちらが得かという点は現時点でははっきり分かりません。もし、多くのユーザーがvBABYをRedeemしてLandを購入するとなればRedeem手数料の半分がvBABYホルダーに分配されたり、Landの売買が活発になれば、NFT Marketにおける売買手数料が増えてvBABYホルダーはその恩恵を受けられます。

その観点において、私自身もなるべくvBABYはRedeemしないようにしていますが、Landもできるかぎりたくさん手に入れたいと考えています。

もし隣接Landをすべて持っていれば、NxNの正方形にマージすることができます。Baby Wonderlandへアクセスすると分かりますが、3x3以上の大きさであれば、Landに好きな画像をアップロードしてマップ上に表示させることができます。これは、The Sandboxでも同様かと思います。

今はまだLandはTwitterなど一部のソーシャルメディアと連携しているだけですが、今後Landに色々な情報が関連づけられるようになったり自分の3D Metaverse空間が持てるとなれば、事業者やYouTuberの方など宣伝にも活用できる可能性もあるかもしれません。

今後、3x3 Landだけでは小さいと考えて隣接Landも購入する動きや、それを見据えて少し高めにLandを売ろうとする動きがあったり、陣取り合戦がはじまるかもしれません。

もちろん、6つの島がありますので供給過多によりLand価格が上がらないことも十分に予想できます。

様々なリスクについて十分に考慮した上で、Landの購入を判断するのがよいかと考えます。

Baby Wonderlandの遊び方

現時点では売買するくらい用途がありませんが、まだリリース後間もないこともあり、Baby WonderlandやNFT Marketのユーザインタフェースは十分ではなさそうです。

とくに複数のLandを所有しているような場合、それぞれのLandに隣接しているLandがどれで、誰が持っていて、マーケットで売り出し中かどうか、という管理するのは非常にたいへんです。

さいわい、Baby Wonderlandサイトを少し調べてみたところ、Landに関するデータをサーバから比較的容易に取得できることが分かりました。サイト内部のWebブラウザ-サーバ間通信でI/F仕様は非公開ですから今後バージョンアップで変更となる可能性はありますが、個人でBaby WonderlandのLandデータを分析する範囲では今のところ問題なく使用できそうです。

github.com

週末にちょっとプログラムを書いてみました。今回使用したDeno、およびJavaScript/TypeScriptはしょせん素人の趣味レベルですが、まずは、自分のやりたいことがちゃんと実現できるということが大事ですね。

個人で使うだけですから、あえてモジュールを公開する必要も無いのですが、自分と同じようにLandデータを色々と分析したいと考えている方もいるかもしれません。また、これがきっかけでBaby Wonderlandに興味を持った優秀なエンジニアの方々が素晴らしいツールを開発してくれるかもしれません。

このモジュールをoakFreshなどのWebフレームワークと組み合わせることで、分析したデータの表示なども簡単に行えるでしょう。

雑記

マップといえばGoogle Mapが登場した2005年頃、ちょうどAjaxという技術が使われはじめたときに触っていたことをふと思い出しました。Google Mapが登場する以前、個人のWebサイトで、撮影した写真を地図画像を紐づけて街の紹介ページをつくろうとJava Appletで試行錯誤していたことがあったので、JavaScriptだけで実現するGoogle Mapの登場は感動的でした。素晴らしい技術はエンジニアたちを魅了し、新しいトレンドがつくられ、そこに新しいビジネスが生まれていきます。

Crypto Worldでもきっとまた同じようなことが起こるでしょう。それがBitcoinやEthereumといったBlockchainそのものなのか、それを活用したおもしろい企業が登場するのかはまだ分かりません。マーケットはすっかり冷え込んでいますが、数あるプロジェクトの中には、新しいことに果敢にチャレンジして経験を積み成長し続けているものもあることでしょう。