Node.jsを用いてXRPで支払いする例は『③ Payment』で解説しました。
RippleAPIはNode.jsからアプリケーションを実行して呼び出せるだけでなく、Webページ上のJavaScriptから利用することができます。前回までにWebページ上でアドレス生成や残高照会のサンプルを紹介しました。今回はXRPの支払いのサンプルについて解説したいと思います。
支払いを実行するためにはPaymentトランザクションに、確かにそのアドレスの所有者であることを示す署名が必要です。そのため、本サンプルではsecretをユーザに入力させてRippleAPI経由で署名をしています。secretの値はWebページ内に閉じて使用しており他のサーバなどへ送信されることはありませんが、実際にサービスとして運用することを考えた場合、secretの値をそのまま入力することにはやはり抵抗がありますね。
紹介するサンプルは、自分が所有しているアドレスから1XRPを投げ銭することができるというものです。TestNetもしくはMainNetのどちらでも試すことができますのでぜひ試してみてください。支払いが完了した契機でページが変わるようになっています。
ソースコード https://github.com/toshio/toshio.github.io/blob/master/XRP/paymentSample.html