Cryptocurrency Research Lab.

Cryptocurrency関連技術についての調査・研究

【RippleAPI】⑪XRP Payment Sample

Node.jsを用いてXRPで支払いする例は『③ Payment』で解説しました。

RippleAPIはNode.jsからアプリケーションを実行して呼び出せるだけでなく、Webページ上のJavaScriptから利用することができます。前回までにWebページ上でアドレス生成残高照会のサンプルを紹介しました。今回はXRPの支払いのサンプルについて解説したいと思います。

支払いを実行するためにはPaymentトランザクションに、確かにそのアドレスの所有者であることを示す署名が必要です。そのため、本サンプルではsecretをユーザに入力させてRippleAPI経由で署名をしています。secretの値はWebページ内に閉じて使用しており他のサーバなどへ送信されることはありませんが、実際にサービスとして運用することを考えた場合、secretの値をそのまま入力することにはやはり抵抗がありますね。

紹介するサンプルは、自分が所有しているアドレスから1XRPを投げ銭することができるというものです。TestNetもしくはMainNetのどちらでも試すことができますのでぜひ試してみてください。支払いが完了した契機でページが変わるようになっています。

toshio.github.io

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ソースコード https://github.com/toshio/toshio.github.io/blob/master/XRP/paymentSample.html