【RippleAPI】② XRP Test Net

RippleAPIを使って色々と試してみたいけれども、本物のXRPを使うと費用がかかるのでちょっと気が引けますね。
このような検証目的のために、テスト用のXRPとそのテスト用ネットワークが用意されています。
XRPを使った決済アプリケーションなどを開発する際に利用するとよいでしょう。
XRP Test Net Faucet - XRP Ledger Dev Portal

XRP Test Net Faucet

本記事でも、XRP Test Netを使ってRippleAPIの使用方法について紹介していきます。

1. Credentials作成

『XRP Test Net Faucet - XRP Ledger Dev Portal』ページの『Generate Credentials』ボタンをクリックすると、Address、Secretが表示されますので控えておきましょう。
本物ではなくテスト用ですが、10,000 XRP受け取ることができます。

Credentials

2. 残高確認

test.js

前回作成した残高を確認するサンプルソースのうち、接続する先をXRP Test Net （wss://s.altnet.rippletest.net:51233）に変えて、アドレスに先ほど取得したAddressの値を指定して実行してみましょう。

const RippleAPI = require('ripple-lib').RippleAPI;
const api = new RippleAPI({
    server: 'wss://s.altnet.rippletest.net:51233'
});

(async()=>{
  try {
    await api.connect();

    const myAddress = '＜アドレス＞';
    let info = await api.getAccountInfo(myAddress);
    console.log(info);
    await api.disconnect();

  } catch (e) {
    console.error(e);
  }
})();

実行手順

以下のコマンドを実行します。

node test.js

実行結果

実行結果の例を以下に示します。
10,000 XRPとなっていることが確認できるかと思います。

{ sequence: 1,
  xrpBalance: '10000',
  ownerCount: 0,
  previousAffectingTransactionID: '＜トランザクションＩＤ＞',
  previousAffectingTransactionLedgerVersion: 15293713 }