Cryptocurrency Research Lab.

Cryptocurrency関連技術についての調査・研究

【Ethereum】①送金テスト

前回の記事では、BraveのCrypto Walletsの接続先をテスト環境の『Ropsten Test Network』に切り替えて、1ETHを受け取りました。

受け取った1ETHはあくまでもテスト環境用のもので資産的価値はありませんが、それゆえにコストを気にすることなく色々な実験ができるでしょう。また、もし1ETHを使い切ってしまったらまたfaucetフォーシット(蛇口)で受け取ればよいでしょう。

本Blogでは今後Smartスマート Contractsコントラクトを解説していく予定ですが、その前にまず、Ethereum上できる基本的なトランザクションの一つ『送金』を試してみましょう。

送金先アドレス

送金は、ウォレットの機能を使用して簡単に行えます。送金先はどこでも良いかと思いますが、ウォレットに複数のアカウントを追加することができますので、新たに追加したアカウントに送ってみましょう。

アカウントを追加するには、Crypto Wallets画面右上のアカウントのアイコンをクリックして表示されるコンテキストメニューから[Create Account]を選んで行います。

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送金手順

テスト環境の『Ropsten Test Network』上で、Crypt Walletsを使用して送金する手順を示します。

  1. Crypto Walletsの[Send]ボタンをクリックします。
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  2. 送金先アドレスを指定するか、または、自分の別アカウントへ送金する場合には[Transfer between my accounts]と書かれている部分をクリックして、送金先を選択してください。
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ここでは、ウォレットに追加した[Account 2]に送ることにします。
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  1. [Amount]に送金するEtherの数量、[Transaction Fee]には送金にかかるコストを指定します。ここではとりあえず[Average]を選択しましたが、トランザクションが処理される時間にも関係してきますので、この辺りは少しずつ感覚を掴んでいけばよいかと思います。
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  2. 送金内容に問題無ければ、[Confirm]をクリックすれば送金トランザクションが登録されます。
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  3. トランザクションの処理状況はウォレットで確認できます。
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  4. トランザクションが完了すると送金先のアカウントに反映されます。
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