Cryptocurrency Research Lab.

Cryptocurrency関連技術についての調査・研究

【BabySwap】こどもの日

5月5日はこどもの日-。

子ども達が元気に育ち、大きくなったことをお祝いする日でもあります。

一児の父親として、子どもの成長を見守っいるように、5月で11ヶ月もうすぐ1歳となるBabySwapの成長も見守ってきました。

5月5日のこどもの日は日本だけの特別な祝日なのですが、今日、BabySwapがこどもの日をお祝いしてくれました。

子どもを思い、すくすく健やかに成長していくことを願う気持ちは、きっと国や文化を越えて共通するものでしょう。

日本におけるBabySwapの知名度

日本では、あまりBabySwapは知られていません。同じBNB Chain上のDeFiサービスとしてはPancakeSwapがとても有名で、規模も大きいということもあります。マーケティングもうまく、多くのファンやインフルエンサーもいます。筆者もPancakeSwapが好きで、サービス開始初日からずっとお世話になってきましたし、これからのさらなる発展をとても楽しみにしています。

BabySwapはどうしてもPancakeSwapの陰に隠れてしまいがちではありますが、個人的にはより自分のテイストに近いプロジェクトと考えていて、これからも応援していきたいプロジェクトであり、その成長をとても楽しみにしています。

BabySwapが好きですから、この良さをもっと多くの方にしってもらいたいという気持ちはあります。でも、過度に宣伝するのは一部のインフルエンサーが行っている嵌め込みのために煽っている印象を与えることになりますし、投資される方々がプロジェクトをよく調査したうえで判断すればよいかと思います。

個人的な感覚となってしまいますが、BabySwapのユーザー層は、PancakeSwapのユーザー層よりも少しだけ年齢は高く、なんとなく落ち着いている印象を受けます。筆者自身、Babyの成長を、自分の子どもの成長となんとなく重ねて懐かしんでいる部分がありますし、子どもの成長を見守ってきたのと同じようにBabySwapの成長を見守っている、そんな感じを受けます。たくさんの大人に見守られながら、友だちとともにすくすく育っていくプロジェクト、そういうコンセプトが気に入っています。

BabySwapの可能性

今後、BabySwapがどのように成長していくでしょうか。BabySwapについていくつかの観点で見てみたいと思います。

DeFi

UniswapをはじめとするDeFiサービスが将来的に銀行のような金融の中枢を担っていくものに成長していくかどうか将来のことは分かりませんが、もしも、今後、そのような明るい未来があるならば、まだまだDeFiの規模自体は小さいですから、PancakeSwapもBabySwapもお互いのパイを奪い合うことなく、ともに大きく成長していくだろうと思います。銀行に例えるならば、みずほ銀行を利用する方もいれば、三井住友銀行を利用する方もいます。三菱UFJ銀行りそな銀行もありますし、地銀もあり、あらゆるユーザーに合わせてサービスが提供されています。

暗号資産を取り巻く世界はまだ法整備なども追いついていませんし、世間的には利用したことのない方がまだまだ多い状況ではありますが、パイオニアの方々の努力によって、少しずつ経済圏が構築されて使いやすくなってきて、市場規模も無視できないくらいに拡大してきています。この流れを止めることはできないでしょうから、やがて、既存金融との折り合いをつけながら世間に浸透していくことになると考えています。

PancakeSwapやBabySwapがそのときまでプロジェクトが継続して発展していくかどうか、筆者はその可能性に期待していますし、そうなることを夢見て応援していきたいと思います。

スマートルーター

BabySwapはDEX(decentralized exchange)と呼ばれるように、ある暗号資産のトークンから別のトークンへと交換を行うサービスを提供しています。DEXによっては、自分のところの流動性プールにないトークンの交換はできないところもありますが、BabySwapでは、BNB Chain上にあるほとんどのトークンの交換ができるようスマートルーターと呼ばれる仕組みがあります。

あるトークンへの交換はこのDEXを使うのがよいといったことはいっさい考える必要がなく、BNB Chain上のトークン交換は、BabySwapを使えば最適なルートを探索してくれると考えるととても便利です。こうしたサービスとしては『1inch』がとても有名ですが、競合サービスというわけではなく、BabySwapのお友だちです。

MetaFi

BabySwapは、DeFiサービスからGameFi、SocialFiなどを含むMetaFiという分野へと事業を拡げています。GamePadと呼ばれる仕組みを通じて、様々なゲームプロジェクトをサポートしています。

GameFiでは、昨年末から今年初めにかけて『The Crypto You』というゲームのプロジェクトを支援していましたが、お世辞にも成功したとはいえませんでした。ただ、今後も様々なゲームプロジェクトを支援していくと思いますし、こうした苦い経験も今後生きていくことと思います。The Crypto Youは、BabySwapのインキュベーションから卒業して、現在もプロジェクトは継続しています。

NFTマーケット

BNB Chain向けのNFTマーケットはすでにいくつかありますが、BabySwapも3月にNFTマーケットをオープンしました。BabySwapが支援しているゲームプロジェクトのNFTをはじめ、PancakeSwapのNFTやSTEPNのNFTなど、人気NFTコレクションの取り扱いを随時追加しています。

世の中にコンビニやスーパーマーケットがたくさんあってそれぞれ取り扱う商品に違いがあるように、NFTマーケットがたくさんあって流通がさかんになるのはよいことです。

Baby Club (旧称: Baby Gang)

BabySwapでは現在、DID (Decentralized IDentifiers)として『Baby Gang Club』(5/12のAMAでGang→Clubの変更がありました)を開発中です。詳細についてはまだ分かりませんが、BAYC、Azuki、 Moonbirdsのようなもので、Baby 10,000枚のプロフィール画像が用意されて、将来的には、Web3や従来のWeb2サービスで利用できるようにしていくとのことのようです。Baby Gang Clubに関しては、過去のBaby Thursday (AMA)で何度か話題に出ていて、以下の『Baby’s Journal #11』でも触れられています。

babyswap.medium.com

vBABY

中長期でBABYトークンを保有するつもりなら、vBABYに変えるのもよいかもしれません。vBABYとして持っていれば、BABYプールへのステーキングと比較しても十分に高いAPY報酬を受け取ることができますし、今後、色々な特典を受けられるようになるとのことです。

vBABYに関しては、以下で詳しく解説しています。

ledger.hatenablog.com