BabySwapのはじめ方
2021年6月、BabySwapというDEX (Decentralized EXchange)が登場したことを知りサイトにアクセスした瞬間、『これだ!』と直感しました。
当時BSC上にはすでにBakerySwapやPancakeSwapがありましたから、あえて同じDeFiという土俵でサービスを開始するのであれば、きっと何か思惑があるに違いないと思いましたし、サイトは当初PancakeSwapをベースにつくられたものではありましたが、そのため使い慣れているという安心感があり、Babyのキャラクターが印象的であり、プロジェクトへの本気度が伝わってきました。
『これだ!』と感じた理由は他にもいくつかありますが、あくまでも個人的な感想にすぎませんので、それについてはまた今度、触れたいと思います。
日本ではまだまだ少ないBabySwap Enthusiastの一人として、あらためてBabySwapの魅力についてお伝えするとともに、はじめ方についても解説していきたいと思います。
※本記事にはBabySwapへの投資を勧める意図はございません。あくまでもDYORでお願いします。最近、$BABY価格が低迷しておりBabySwapに批判的な意見も見かけますが、私個人としては引き続き応援していきたいプロジェクトと考えています。
BabySwapの魅力
BabySwapは、新しく誕生したばかりの様々なプロジェクトを支援しています。DEXとしてファームやプールの環境を提供したり、プロジェクトをよく知ってもらえるようAMAを開催する場を提供する以外にも、様々な形で支援しています。最近はGameFiプロジェクトの支援が多いみたいですね。
提携プロジェクトを『仲間 (Mate)』『友達 (Friend)』と呼び、とともに成長していこうという姿勢がとても素敵です。
BabySwapの主な特徴を挙げると、
- 通貨の交換を行うと、Trade Mining報酬として $BABY を受け取れます
- $BABYをステーキングすると、$BABY をはじめ、その他のトークンを Staking報酬として受け取れます
- 流動性を提供することで報酬として受け取れます。基本的に 各トークンとUSDTのペアでLPを組むのが特徴です
- NFB (Non-Fungible Baby) と呼ばれる NFTをステーキングできる仕組みがあり、Staking報酬として $BABY を受け取れます (解説記事)
- IFO (Initial Farm Offering)によりBabySwapと提携するプロジェクトのトークンを初期に購入できる機会があります
- Bottleと呼ばれる プロジェクト支援の仕組みがあり、$BABY ホルダーは推しのプロジェクトに投票できます
- vBABYと呼ばれる V.I.P.メンバー向けメンバーシップのトークンがあり、長期保有者に 高APY を提供するなどのメリットがあります (解説記事)
- DeFiにとどまらず、MetaFiという位置づけで、GameFiやMetaverseにも力を入れています
- GamePadと呼ばれるBabySwapと提携する様々なゲームプロジェクトを支援する仕組みがあり、INO (Initial NFT Offering)ではゲーム中のキャラクターやアイテムなど初期に購入できる機会があります
- 『Baby Thursday』と呼ばれる AMAが毎週または隔週に開催され、プロジェクトの進捗が分かります
昨年12月にBaby Metaveseの第1弾である『The Crypto You』が、提携プロジェクトの開発チームによって開発が進められ、リリースされました。
The Crypto Youはまだ課題も多く、参加ユーザーを満足させているという状況ではありません。BabySwapがこれまで築いてきた信頼とブランドを少なからず傷つけてしまっている今の状況は残念に思いますが、改善は日々進められていていますし、長期的に捉えれば、こうした経験を積み重ねていくことでノウハウは蓄積されていき、今後のGameFiの支援にも役立っていくものと思います。
BabySwapは今後もロードマップに合わせて開発は進んでいくかと思いますし、まだまだ大きな可能性を秘めていると個人的には考えています。
BabySwapのはじめ方
BabySwapはBinance Smart Chain (BSC)と呼ばれるブロックチェーンにあるDEXですので、BabySwapを使うには、まずBSC上に資金を持ってくる必要があります。
BSCのネイティブ通貨はBNBですから、もし暗号資産を持っていない方の場合には、日本円をBSC上のBNBに換えるまでの流れは少し複雑かもしれません。この辺りはインターネット上にたくさんの情報がありますので、本記事では、BSC上に一定量のBNBがあることを前提に解説していきます。
(1) BabySwapで $BABY を購入する
BabySwapのトップページは以下になります。BSCのウォレットが設定済みのPCブラウザや、Trust WalletやSafePalなどモバイル・アプリ内のブラウザからアクセスしてください。 https://home.babyswap.finance/ または https://home.babyswap.io/
ページが表示されたら、左メニューの[Trade] > [Exchange]を選べば、以下のように交換を行うためのページへ遷移します。
画面右上に[Connect]と表示されている場合、BabySwapにウォレットを接続してください。自分のウォレットアドレスが表示されていれば接続済みです。
Fromに交換元の通貨、Toに交換先の通貨である $BABY を選択して、FromまたはToの数量を入力して、[Swap]します。
もし、Fromで指定した通貨がBNB以外のトークンで、BabySwapのExchangeで初めて扱う場合、Swapに先立ってウォレットから対象のトークンが引き出せるようApproveが必要となります。
(2) BabySwapのPoolsにステーキングする
(1)で購入した $BABY は値上がり期待でそのままウォレットに入れておくこともできますが、BabySwapのプールにステーキングすることで、ステーキング報酬を得ることができます。
左メニューの[Pools]ページを選べば様々なプールが表示されます。
ステーキング報酬として $BABY がもらえるプールには『Auto BABY』と『Earn BABY』の2種類があります。前者は複利、後者は単利のため手動でClaimやCompound等を行う必要があります。
『Auto BABY』は、ステーキングしてから3日以内に引き出す場合には手数料がかかりますが、中長期でステーキングし続けるなら手間がかからず複利で増えていきます。
初めてステーキングを行う場合、コントラクトがウォレットから $BABY トークンを引き出せるようApproveする必要があります。ステーキングしたいプールのボタンに[Enable]と書かれている場合には、ボタンを押せばApproveが行われます。
ボタンが[Stake]になっていればすでにApprove済です。[Stake]ボタンを押せば、ステーキングする数量を訊かれてステーキングすることができます。
困ったときは...
BabySwapで分からないことがあれば、コミュニティに訊いてみるのもよいでしょう。
コミュニティ | 言語 | 備考 |
---|---|---|
BabySwap Telegram | 英語 | 英語に不自由しなければ |
BabySwap Telegram 日本コミュニティ | 日本語 | 参加後にRoseボットのWelcomeメッセージのボタンを押してください |
Discord | 英語・日本語 | グループに参加後、#Verification チャネルで[Verify]と日本の国旗を押してください |