【Flare】Web3.js on Songbird

先日、Flare Networkのカナリア版である『Songbird』に $SGB が配布されました。

Flare NetworkはEVM (Ethereum Virtual Machine)互換ですから、もともとEthereum向けに開発されてきたweb3.js、Ethers.ioなどのAPIが使用できますし、Metamaskなどのウォレット、Remix IDEなどの開発ツールも、基本的にエンドポイントを切り替えるだけで対応できます。

Web3.jsを用いて、指定アドレスの $SGB 残高がいくらなのかを確認するプログラム例を以下に示します。

balance.js

import Web3 from "web3";

const address = "0x・・・"; // 対象アドレス

async function main() {
  const endpoint = "https://songbird.towolabs.com/rpc"; // Songbird
  const web3 = new Web3(endpoint);

  const balance = await web3.eth.getBalance(address);
  console.log(web3.utils.fromWei(balance));
}

main();

Endpointを変えるだけで、EthereumだけでなくBinance Smart Chain、Flare Networkなど様々なEVM互換チェーンにアクセスできるというのは、開発する上でも便利ですね。

実際には、各チェーンに配備するSmart Contractsや、各トークンのアドレスなども異なるため、その差異を吸収するLayerは必要になるかと思いますが、Ethereumの関連技術を学んでおけば様々なBlockchainにも対応できますね。