㊗️BakerySwap 1周年
2021年9月14日でBakerySwapは1周年を迎えます。(注: 日本時間では15日未明)
当時の懐かしい記憶を振り返り、今後の暗号資産への投資を考えていきたいと思います。
※筆者は運営とは関係なく、本記事に投資を薦める意図はございません。
@edwintarot氏 作のNFTより (購入済)
BSCへの初上陸
当時、まだ超弱小の『お小遣い投資家』に過ぎなかった自分は、(勝手に)フォローさせて頂いている@crypt_guko氏のTweetなどから、UniswapやSushiSwap、AmpleforthなどEthereumの盛り上がりを感じ、小銭を持っていざEthereumに乗り込みましたが、自分にとってあまりに高いgas代(数千円)やトランザクションの通らなさ等を経験し、住む階級の違いを目の当たりにして早々に撤退してしまいました。
ちょうどその頃、EVM互換のBSC (Binance Smart Chain)のメインネットが公開されたのを機に、お小遣いを少し貯めた程度しかなかった資産をBSC上に移して、BSC上でのUniswap的な立ち位置となるDeFiサービスを探しはじめました。
仮想通貨をはじめたのが遅かった自分にとってBSCは、Ethereumに乗れていない周回遅れの状況を取り戻す千載一遇のチャンスであり、過去の記事でも触れたとおり『精神と時の部屋』のように、Ethereum上で1日過ごすあいだに、BSC内では1年間の経験が積めると考えました。
この1年間でBSCで実行したトランザクションは 計 5,000以上にも及びます。自分の経済力では、Ethereum上でこれだけの経験を積むことはできなかったでしょう。
BakerySwapとの出会い
まもなく、『C.R.E.A.M. Finance』や『Spartan Protocol』、『BurgerSwap』などのDeFiサービスが現れてきました。C.R.E.A.M. FinanceはEthereum上にもありましたので安心感があり少し使ってみましたが、まだBSC上のUniswap的存在のものは出てきていない状況でした。
そんな中で出会ったのがBakerySwapでした。9/14にサービス開始するという情報を知って日本時間深夜1時スタートを待ちました。
サービス開始してまもなく、少しずつ様子を見ながら、高いのか安いのか分からぬまま 3 BNB ($90程度)で 35 BAKE ($10/BAKE)を買いました。ブロックごとに$BAKE が排出されるため価格は下がるだろうと予想はしていましたが、底がどこか分からない状況でしたので、数週間のあいだ、下がっては少し買いを間隔空けながら、とにかく枚数を増やしていくことだけに集中しました。まさに、『落ちてくるナイフ』をつかみまくっている状況でした。
最終的には$0.02~$0.03辺りまで落ちていったと記憶しています。最初の購入は大失敗でしたが、底値付近で BAKE を全力で買い増やしていきました。投じたお金は、ランチ代などを浮かして貯めた少額のお金でしたので、仮に失っても生活に支障をきたすわけでもなく経験だけは残るという考えが働き、大胆にだったのかもしれません。
情報収集のために閲覧していたTelegramには価格の下落を憂うコメントや怒号で溢れかえっていましたが、運営がブロック排出量を減らす対応を決断して、ようやく下げが収まったように記憶しています。
BakerySwapのどこに可能性を感じたか。絵柄がかわいくてわたしのような初心者受けしやすいと感じたからでした。同じ時期にBurgerSwapなど数多くのDeFiサービスが乱立しましたがあまり馴染めず、ようやく現れたBakerySwapには魅力を感じました。
NFT (Combo Meals)
やがて、Combo MealsというNFTサービスもはじまりました。弱小投資家だった自分は、SupremeやLuxuryは無理で、何とか頑張って一番安いBasic Comboを買いました。ここでも、仮想通貨界における経済格差を感じました。
Combo MealsにはStaking Powerという仕組みがあり、持っているComboのStaking報酬は、購入時に払う $BAKE をそのままStakingするのに比べて1~6倍程度となる画期的なものでした。
NFT Marketplace
やがて、BakerySwapで個人がNFT作品を売買できるNFT Marketplaceが立ち上がりました。
私個人はアートの才能が無いため、アーティストが描いた絵をいくつか買ってみました。有名なアーティストの作品であれば価値は付きますが、そうでなければ価値がつくかは分かりません。
売買は $BAKE で行われており、販売されていたNFTも手頃に感じていましたが、今振り返ってみると、そのまま $BAKE を持っていた方がきっと資産は増えたかもしれません。それでも、こうした形でアーティストを少しでも支援できたのはよかったと考えております。
そして、PancakeSwapへ
BakerySwapのTG内に突如現れたコメント。
Twitterの内容を貼り付けたこの画像こそが2020年09月22日から開始されたPancakeSwapへと導いてくれました。
このコメントが無ければ、あのPancakeSwapに出会うことはなかったかもしれません。
さいごに
このような経験を踏まえ、自分も少しずつ誰かのためになるような情報を発信していきたいと思います。
個人的に注目しているプロジェクトはReefとBabySwapです。今後も、これらを中心に、調査した内容や最新の状況についてTweetしたり、Blogでまとめたりしていきたいと思います。