【Reef】Reef chain④ Staking
Bridge to Reef Chain
2021年5月28日のReef Chain カナリア版公開から待つこと約2ヶ月、ようやく一般にも開放されて、Reef Chainへのブリッジが紹介されました。
8月1日時点において、Ethereum または BSC (Binance Smart Chain)上の $REEF を Reef Chainへ持っていくためには『Klever Wallet』を使うのがベストのようで、まだBinanceなどの暗号資産取引所はReef ChainへのWithdrawalに未対応の状況です。
自分はEarly Adopterとしてなるべく早くReef Chainを使ってみたいという冒険心から『Klever Wallet』を使うことにしました。
今まで使った経験がないWalletでしたので、念のため、ウォレット作成時に表示されるSeed Phraseを、Metamaskや Polkadot{.js} extensionにインポートすれば同じアドレスが表示されるかという動作検証し、また、Klever WalletにSeed Phraseをインポートすれば正しいアドレスが表示されることを確認し、その点に関しては問題なさそうだと判断致しました。
私の場合は、BSC上にあったREEF (BEP20)をReef Chainへ移すために以下のようにしました。
- REEFが入っているWalletから、Klever WalletのアドレスにREEF (BEP-20) と BNB (少量0.01 BNB未満)を送信
- Klever WalletのSwap機能を使って、REEF (BEP20) → REEF へスワップ
自分が操作した例を記載します。以下はあくまでも参考程度にとどめ、使い方などの詳細は公式サイトを確認してください。
※Klever Walletを推奨する意図はございませんので自己責任でお願いします。
画面下のSwapボタンをタップして、
表示されるSwap画面で、
スワップ元にREEF (BEP20)を、
スワップ先にREEFを選択して
REEFの数量を指定してNextをタップして、送り先アドレスにはKlever Walletの自分のReef Chainアドレスを指定したらうまく行きました。
万が一操作等に失敗してダメージを抑えられるよう最初は少額で、複数回に分けてReef Chainへ移すことにしました。何度か使用してみた範囲では、BSCのガス代のほかに REEF 0.5%程度の手数料がかるようでした。
※手数料は今後変わるかもしれないのであくまでも参考程度に。
DeFi on Reef Chain
約1年1ヶ月前のBSC (Binance Smart Chain)メインネット公開のときと同様の静けさがあります。BSC上にBakerySwapやPancakeSwapが登場するまでの最初の数週間のあいだ、自分はBEP2からBEP20へBNBを移すことさえも躊躇している状況でした。
Reef Chainにおいても、Telegramなど一部を除いてまだそれほど盛り上がっていないのは、そもそもReef自体があまり広く認知されていないことに加えて、まだReef Chain上で利用できるサービスがほとんど無いからでしょう。
2021年8月1日時点で、まだ14個のSmart Contractしか登録されていません。Testnet上には180個登録されていますので、近いうちに様々なサービスがはじまるのだろうと期待しています。
Reef ChainはPolkadotのSubstrateベースとなります。Smart ContractはEVM互換とは謳われていますが、現状、ユーザはMetamaskは使えず、Polkadot{.js} extensionやKlever Walletなどの対応アプリを使う必要があるため、参入のハードルはちょっとだけ高いかもしれません。僕自身、Reef ChainのためにPolkadot{.js} extensionを導入したばかりで、使い慣れるのにはちょっとばかり時間がかかりそうです。
Staking
今のところ、Reef ChainできることといえばStakingになるでしょう。Reef Chainには、Polkadotと同様、ValidatorとNominatorという仕組みがあり、ValidatorとしてNodeを立ち上げてバリデーションを行うか、または、NominatorとしてValidatorを選出してStakingを行うことにより報酬が得られるようです。
誰でもStakingすれば報酬が貰えるというわけではなく、Nominatorのうち上位者だけに限られるようです。当初、約100,000 REEFをStakingしてみましたが少なすぎて報酬を得ることができず、暗号資産界における資本力の違いを思い知らされました。
※追記: 結局、持っているREEF (BEP20)をすべてReef Chainへ移すことにしました
今後、Reef Chainへ🐋が押し寄せてくれば、直接Stakingによる報酬を得られる可能性はさらに減っていくかもしれません。しかし、Reef Chain上で様々なDeFiサービスがはじまれば、Staking以外にも資産を増やす方法が生まれるかもしれませんね。
https://console.reefscan.com/#/staking/targets
※筆者自身はReefの運営にまったく関係がなく、あくまでも『お小遣い投資家』としての興味にすぎません。Not financial advice (NFA)ですので、お勧めしているわけではございません。